マタニティ花嫁さんおススメ「ウェディングドレス」について
前回、マタニティ花嫁さんに向けて「ウェディングドレスのフィッティングポイント」について説明しました。
今回も、マタニティ花嫁さんに向けた第二弾。
今回は「ウェディングドレスのデザイン」にフォーカスして、選び方を説明していきたいと思います。
マタニティ花嫁さんおススメ「ウェディングドレス」について
1 ウェディングドレスの選び方について
1‐1 「Aライン」の選び方
1‐2 「プリンセスライン」の選び方
1‐3 「エンパイアライン」の選び方
2 まとめ
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ウェディングドレスのタイプは「編み上げタイプ」がおすすめなことは前回取り上げましたね。
では、具体的にどのようなことに注意してウェディングドレスを選べばいいのか。
ライン別にご紹介していきます。
1‐1
まず「Aライン」について。
選ぶポイントは「お腹周りもタイトなデザインではないものを選ぶ」ということです。
王道なAラインだと、スカート部分がふんわり裾にかけて広がるため、おなか周りのサイズが合っていれば、そこまで膨らみが目立つことがありません。
しかし、中には、ソフトマーメイド程ではありませんが、おなかまでピタッとして裾が広がるタイプもあります。
そのようなデザインには要注意です。
基本的にウェディングドレスの素材は伸縮はないため、ピタッとしているデザインですとおなか周りがどうしてもタイトになり、お腹のシルエットがそのままでてしまいます。
「Aライン」を選ぶ場合には、王道なデザインを選ぶようにしましょう。
1‐2
続いては、「プリンセスライン」。
「プリンセスライン」はマタニティ花嫁さんにはおススメなデザインです。
どのようなデザインでも、スカート部分の膨らみで、おなか周りも苦しくなくカバーしてくれるからです。
しかし見落としがちな注意点が!!
それは、「ウェディングドレス自体が重たくないか」ということです。
プリンセスラインの特徴である「ゴージャス感」が実は「重さ」の原因になっているんです。。
それだけチュールなど素材をいっぱい使っている証拠なんですけどね・・・
ウェディングドレスの重さを支えるのが「腰」になるため、腰への負担が重くなります。
そのため、私は重たいウェディングドレスを選んだマタニティ花嫁さんには、必ず腰への負担に耐えられそうかを確認していました。
おススメなのは、ジョーゼット生地や「シンプルなデザイン」の「プリンセスライン」。
チュールやサテン生地よりも軽めなことが◎
またワンポイントアドバイスですが、おなかをカバーしようとして、敢えて「ゴージャスなデザイン」を選ぶ花嫁さんもいらっしゃいます。
しかし「ゴージャスなほど、身体も大きく見せてしまう・・・」というデメリットもあります。
やっぱりスッキリ見せるには「シンプルなデザイン」がおすすめ。
「腰への負担も軽減&体型もキレイに見せる!!」なんていいこと尽くしです◎
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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そして一番軽くておススメなのが「エンパイアライン」
胸下切替のため、おなかへの負担が少ないという点で◎。
しかも、おなかラインもカバーしてくれて、「美しくて優しいマタニティ花嫁さん」になれること間違いなし^^
強いて注意するポイントを挙げるとすれば、「歩くときに裾周りが絡まりづらいかどうか」です。
「エンパイアライン」は通常だと「パニエ」を履かないことが多いため、裾の部分が足元に絡まりやすいというデメリットがあります。
その反対に、「Aライン」や「プリンセスライン」は「パニエ」があるため、却って歩きやすいというメリットがあります。
なので、「エンパイアライン」を選ぶのならば、必ず靴を合わせた状態で「歩きづらくないか」をチェックしてみましょう。
また靴には必ずシューズバンドも忘れずに。少し歩きやすくなるはずです。
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いかがでしたか?
「Aライン」「プリンセスライン」「エンパイアライン」それぞれをより美しく着こなすためのアドバイスをまとめてみました。
「マタニティだから、選べるドレスが少ないんじゃないかな」と不安に思う花嫁さんにも多く出会いました。
しかしポイントさえ掴めば、好きなラインを着こなすことができます。
ぜひあなただけの1着を見つけてみてくださいね。