マタニティ花嫁さんの「フィッティングポイント」について
私がよく相談を受けていたのが「マタニティ花嫁さん」です。
「ウェディングドレスは、どうやって選べばいいの?」「サイズの合わせ方は?」
普段とは違うからこそ、不安も色々ありますよね。
でも大丈夫!ちょとしたポイントを抑えれば、不安もなく挙式を迎えることができます^^
ここでは「ウェディングドレスのフィッティング」にフォーカスして詳しくご説明します。
マタニティ花嫁さんの「フィッティングポイント」について
1 おすすめのウェディングドレスのタイプ
2 サイズの合わせ方
2‐1 ポイント①
2‐2 ポイント②
3 体型に変化がないマタニティ花嫁さんについて
4 まとめ
1
まずウェディングドレスのタイプについて。
「ファスナータイプ」ではなく「編み上げタイプ」を選んでください。
「ファスナータイプ」だと、どうしてもサイズ調整を行うことができず、お腹の膨らみに対応することができません。 お腹と胸のバランスがいつもと異なるからこそ、「編み上げタイプ」で調整することが必要となります。
「妊娠初期なら、おなかも膨らみがないので大丈夫なのでは?」という質問も良く受けました。
しかし、つわりなど当日予期できない体調不良も起こり得ます。
そんなとき、少しでも緩めることができる余裕があれば安心ですよね。
ぜひマタニティ花嫁さんは「編み上げタイプ」を選ぶようにしてみてください。
2
続いては「ウェディングドレスのサイズの合わせ方」について。
通常、花嫁さんがウェディングドレスを決める時期は「半年前~3ヶ月前くらい」が一般的かと思います。
マタニティ花嫁さんだと、当然サイズは大きくなる可能性が高いですよね。
あくまでも一般論ですが、マタニティ花嫁さんだと、通常サイズの1サイズUP、お式を迎えるのが妊娠6ヶ月くらいの方だと2サイズUPが多くみられます。
妊娠6ヶ月くらいから、おなかが急に膨らみ始めることが多く2サイズくらいアップされることがあります。
このときポイントが2つあります。
それは、「①後ろ腰部分にあるホックに余裕があるか」「②一番締めた状態で胸元は緩くないか」ということです。
詳しく説明していきますね。
2‐1
まず、「①後ろ腰部分にあるホックに余裕があるか」について。
ここは「おなかの膨らみ」に関するポイントとなります。
通常なら「後ろ腰部分にあるホック」は腰を支えるためピッタリとしています。
そのためマタニティ花嫁さんが試着する際は、「握りこぶし一個分くらい」の余裕があると、当日ピッタリぐらいになると言われています。
半年以上前から、ウェディングドレスを選ぶのであれば、「握りこぶし一個分」よりも更に余裕を見越した方がいいかもしれません。
2‐2
続いて、「②一番締めた状態で胸元は緩くないか」について。
ここが実は見落としがちなポイントなのです。
ついつい「おなかの膨らみ」を気にしがちですが、「胸が緩くないか」というのも見た目にとても大事なポイントです。
通常より大きいサイズを選べば、当然ながら胸元も緩くなってしまいます。
そこで、試着する際には、編み上げを一番キツク締めた状態で胸元が緩くないかをチェックしてみてください。
一番締めた状態で胸元がキレイに納まっていれば、おなかが膨らもうと胸元はキレイに着こなせます。
しかし、一番締めた状態で胸元が緩いのならば、当日も胸元が緩く、だらしない印象になりかねません。
そこで、おススメなのが「お辞儀をしてみて、胸元が見えないかどうかチェックしてみる」ということです。
ここでパックリ見えてしまうようなら、違うデザインを検討してみた方がいいかもしれません。
3
そして最後に。
「まだ妊娠したばかりだから。」「おなかは膨らんでいないし。」「体重も変化していないんです。」
つまり「体型は変化していないけど、気を付けなくてはダメですか?」という質問もよく受けました。
答えは「YES!」
体重に変化がないマタニティ花嫁さんでも、背中やお腹周りは徐々に変化しています。
なので、ウェディングドレスを決めた後に妊娠が分かった方も、必ずレンタルショップにご相談してみてくださいね。
そして挙式前にはもう一度試着してサイズ確認することも忘れずに行ってください。
4
いかがでしたか。
今回はフィッティングポイントをフォーカスして説明してみました。
次回は「ウェディングドレスのデザインの選び方」にフォーカスして説明していきますね!