元アドバイザー直伝☆ウェディングドレスの選び方

300人以上のウェディングドレスをアドバイスしてきた経験をブログでお伝えします☆

普段のお洋服とは違う「ウェディングドレスのサイズ」の合わせ方

ウェディングドレスを選ぶ、一番のポイントは「サイズ感!!」
ちょっとでも小さいサイズを着たいのが女心。「ちょこっとならキツくても大丈夫!!」と思っても、よくよく見てみると意外な落とし穴が・・・
ここでは正しいドレスサイズを知って、美しく着こなせるウェディングドレスを見つけていきましょう!

f:id:umaymay787:20180321164656j:image

 

普段のお洋服とは違う「ウェディングドレスのサイズ」の合わせ方

1 ドレスのサイズと洋服のサイズとの違い

2 「編み上げタイプ」「ファスナータイプ」について

2‐1   「編み上げタイプ」のウェディングドレス

2‐2   「ファスナータイプ」のウェディングドレス

2‐2-1 「ファスナータイプ」を合わせるポイント1

2‐2-2  「ファスナータイプ」を合わせるポイント2

3 まとめ

 

 

 

 

 

1

f:id:umaymay787:20180321170551j:image

そもそも「ウェディングドレスの号数=洋服のサイズ」とはならないのが一般的。

なぜならウェディングドレスの場合、胸とアンダーでサイズが決まるからです。

つまり、見た目は細いのに骨格(アンダー)がしっかりしていている人は、普段の洋服のサイズより号数が大きかったり、普段はLサイズのTall女性がドレスを着たら5号だった・・・!ということもしばしば。

せっかくなら自分の体型に合ったドレスを着たいですよね?

まずはドレスタイプの特徴からご説明します!

 

2

さて、ウェディングドレスには大きく2パターンあるのはご存知ですか?

背中がスニーカーのように紐(リボン)でサイズ調整ができる「編み上げタイプ」とクルミボタンなど背中のラインが何よりも美しく、ファスナー1本だけでピッタリとドレスを着こなす「ファスナータイプ」。

「編み上げタイプ」「ファスナータイプ」のメリット・デメリットをご紹介します。   

 

1.2

f:id:umaymay787:20180324172006j:image

まずレンタルショップのウェディングドレスでは一般的な「編み上げ式タイプ」についてご紹介します。                                                                         

レンタルショップにとっては万能なウェディングドレス。なぜなら、例えば7号サイズなら5~9号までマルチに対応できるからです。

サイズ調整ができるからこそ、バストとアンダーのバランスも自分のサイズにフィットさせて調整できるのが嬉しいポイント!

どのような体型の方にもおすすめですが、特にグラマーさんやマタニティーの方はこのタイプがおススメです。

さて、このタイプのウェディングドレスですが「編み上げ幅が5㎝」くらいが一般的に理想的なサイズ感と言われています。

しかもその編み幅がまっすぐである程、後ろ姿は美しい!!

でも編み幅が縦ラインになるのはあくまでも理想の話。マタニティーの方なら、バストよりもおなかが目立ってくるので網幅は山のような末広がりになるし、グラマーさんならウエストやアンダーが細いと逆三角形のような網幅になります。

なので、網幅が縦ラインまっすぐになるのはあくまでも理想!実際、結婚式に参列されている方はそこまで注目していないので安心してくださいね。

 

1.21

f:id:umaymay787:20180321162558j:image

続いては「ファスナータイプ」のウェディングドレスについてご紹介します。

背中の一直線に並ぶクルミボタンは女の子なら一度は憧れるはず!

ファスナー一本でサイズを合わせるため、サイズ感を見極めるポイントは二つ。

「スルッとファスナーが上がらず、しかし、少しゆとりがある」「必ず椅子に座ってキツさに耐えられるか確認する」です。

                                                                                       

2‐2-1

まず「スルッとファスナーが上がらず、しかし少しゆとりがある」ですが、実はスルリとファスナーが上がるサイズだと、その人のサイズには大きく、動いているうちに落ちてきてしまうんです。

ちょっと上げるのに力が必要だけど、ファスナーが上がった状態でまだ少しゆとりがあるようでしたら、アンダーもキツすぎずに固定され、落ちにくくなります。

それでもちょっと緩いかな?と思ったら、ドレスの中にあるゴム(インゴム)をきつくしてみてずれ落ちてこないか確認してみてください。

 

逆に、ゆとりがなくピッタリなとき。意外と脇のお肉や背中、胸が納まりにくいケースがしばしば見受けられます。

これだと、動いているうちに更にウェディングドレスの着姿が崩れてくる可能性があるのでお勧めできません。

その時は、ウェディングドレスのサイズを一つ上げてみてインゴムをキツくして着てみてください。それでも緩ければ、残念ながら違うデザインに変えることをおすすめします。

 

2‐2-2

f:id:umaymay787:20180321170007j:image

続いて、「必ず椅子に座ってキツさに耐えられるか確認する」です。

ウェディングドレスはアンダーでしっかり支えるため、立っている時は苦しくなくても、腰かけてみると実は胃のあたりが圧迫します。

私のお客様でも椅子に座ってみてみると、アンダーのキツさに耐えきれず、違うウェディングドレス変更される方もしばしば・・・

それ程、「椅子に座ってみること」はウェディングドレスサイズをきめるのに重要なポイントなのです!       

結婚式当日は、飲食もしますし、何よりも緊張する1日となります。試着時点で「ちょっと苦しいかも・・・」と感じたら、思い切ってウェディングドレスのデザイン変更をお勧めします!

 

3

f:id:umaymay787:20180324172102j:image

いかがでしたでしょうか。「編み上げタイプ」「ファスナータイプ」のメリット・デメリットを理解すれば、試着時もスムーズにウェディングドレスを決めることができます。   

キーワードは「キツくなく、でも少しゆとりがあるかどうか?」 

みなさんも以上のポイントを参考にして、ぜひ素敵な一着に出会ってくださいね!