意外と知られていない!?「ヒールの高さ」の合わせ方について
ウェディングドレスにかかせないアイテムのひとつが「靴=ヒール」。
このヒールの高さによって、見た目も、写真映えが変わってくるんです。
意外と重視されないアイテムですが、今回は敢えてフォーカスを当てて詳しくご説明していきます!
意外と知られていない!?「ヒールの高さ」の合わせ方について
1 「ヒールの高さ」を決める見極めポイント
2 高いヒールは歩きにくい?
3 おススメアイテム「シューバンド」について
4 「低いヒール」でも歩きやすいウェディングドレスのライン
5 身長にお悩みがある方へ試着前のポイント
6 まとめ
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そもそも、「ヒールの高さ」は何を基準に決めるのか。
その答えは、「ウェディングドレスの前身頃の丈」です。
同じメーカーのウェディングドレスであっても、デザインが違えば当然、ドレス丈も違う。
通常は、160センチくらいの花嫁さんが、10センチ以上のヒールを合わせる様にウェディングドレスもデザインされています。
そう、ちゃんと足長にスタイル良く見えるようウェディングドレスはデザインされているということなのです^ ^
理想の丈は、ドレスの丈が床上2~3センチになること。これを基準に「ヒール」を合わせます。
この「床上2~3センチ」というのがポイント!
「ドレスの裾まで美しく見える」&「花嫁さんも歩きやすい」というベストバランスなのです。
新郎の身長に合わせて、ヒール高さを合わせようとする花嫁さんもいますが、花嫁さんのウエディングドレスに合わせてヒールを決めるのが優先で、新郎さまの靴(シークレットタイプにするか否か)を決めるのが一般的なのです。
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ここでよくある質問が「高いヒールだと歩きにくいのでは?」というもの。
高いヒールが苦手なことを理由に、あえて低いヒールを選ぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしドレス丈に合わない低いヒールにすると、ドレス丈が巻き込みやすく、かえって歩きにくくなってしまいます。だからこそ、床上にヒールを合わせることが大切なのです。
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そうは言っても、10センチもあるヒールはなかはか履く機会もありませんよね。
そんなときの救世主は「シューズバンド」!少しでも歩きやすくするためのおススメアイテムです。
「シューズバンド」を付けることで、脱げることはないし、足と靴がピッタリとフィットして歩きやすくなります。これがあるかないかで安心感が変わります。
100円ショップでも売っているので、ぜひ、ひと手間加えてみてくださいね。
ちなみに「シューズバンド」のおススメな色は断然「白」!チラッと見えても靴の色と一体化して安心です。
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そうは言っても、新郎との身長差だったり高いヒールに抵抗がある花嫁さんもいるはず。
そこで、低いヒールでも歩きやすいデザインを紹介します!
それは、「パニエ有り」のウェディングドレスです。
「エンパイアライン」などはパニエも無く、軽くて一見歩きやすそうに見えますが、パニエがないと却って足元に絡まり歩きにくくまります。
逆に、重たそうな「プリンセスライン」は「パニエ」を穿くことで足元に空間ができて歩きやすくなります。もちろん「Aライン」もパニエを穿くのでオススメです!
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最後に、「身長が低い&高いでお悩みの花嫁さん」へアドバイスを書きたいと思います。
実は私自身、170センチあるので1センチヒールでも、ウェディングドレスから靴が丸見えなんていうことも度々。。。
逆に、ミニーちゃんな花嫁さんが12センチのヒールを合わせても床ずるずるで一体何センチ履けばよいのやら・・・もよくありました。
そんなときには、フィッターさんに事前に相談してみましょう。
始めにもお伝えした通り、ウェディングドレスは同じメーカーでもデザインによってドレス丈はまちまち。
ドレス丈長めのデザインなのか、短めなのかをあらかじめ聞いておくことが非常に重要です!
ミニーちゃん花嫁さんは「ドレス丈短めのデザイン」を、背が高い花嫁さんは「ドレス丈長めのデザイン」をチョイスしてくださいね!
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いかがでしたか。
見た目を決めるのに重要な「ヒールの高さ」。一見、重視されないアイテムですが、一生の記念になる写真にも関係する大切なアイテムなのです。
ぜひ参考にして頂き、素敵な一着を見つけてくださいね!